能渡 真澄|チーフフェロー
専門
アイデンティティや自己に関する社会心理学的な研究
プロフィール
株式会社ビジネスリサーチラボ チーフフェロー。信州大学人文学部卒業、信州大学大学院人文科学研究科修士課程修了。修士(文学)。価値観の多様化が進む現代における個人のアイデンティティや自己意識の在り方を、他者との相互作用や対人関係の変容から明らかにする理論研究や実証研究を行っている。高いデータ解析技術を有しており、通常では捉えることが困難な、様々なデータの背後にある特徴や関係性を分析・可視化し、その実態を把握する支援を行っている。
主要業績
- 能渡真澄・伊達洋駆(2024). 非生産的行動の悪影響は目撃者にも及ぶ:非生産的行動の目撃による悪影響の二重プロセスモデル. 組織科学, 57(4), 73-86.
- 伊達洋駆・能渡真澄(2021). テレワーク下で評価への納得感はどのように形成されるか (特集 雇用関係と人材のマネジメントにおける現在地). 日本労働研究雑誌, 63(12), 63-75.
- 能渡 真澄 (2021). 社会的要因による影響と地元愛に関する疑問 ―溝上論文へのコメント―青年心理学研究, 33(1), 54-58.
- 能渡 真澄 (2021). エリクソンのアイデンティティ概念の捉え直しを議論する ―小沢論文へのコメント― 青年心理学研究, 32(2), 102-106.
- 鈴木 康之郎・能渡 真澄・田中 圭・沢宮 容子 (2021). 対人問題の困難さと重要な他者に対する役割期待のずれ, 精神状態との関連 応用心理学研究, 47(1), 12-24.
- 酒井 智弘・澤海 崇文・能渡 真澄・相川 充 (2020). 高校生のソーシャルスキルを測定するIllustration-Based Social Skills Test の妥当性 教育テスト研究センター年報, 5, 25-28.
- 関森 真澄・酒井 智弘(2019). 多様性のある共生社会の実現:多元化する“自分”とアイデンティティ 第8回超異分野学会
- Sekimori, M., Okamoto, T., & Hasegawa, K. (2016). Construction of two dimensional sense of self scale. International Journal of Psychology, 911.