株式会社ビジネスリサーチラボは、大手メーカーをクライアントに、 働きがいに関する実態調査を行いました。調査は、同社の従業員を対象に、ウェブアンケート形式で実施しました。

調査の目的は、同社の従業員の働きがいに関する現状を把握すると共に、働きがいを高めるために有効な要因を明らかにすることです。特に、働きがいの促進要因を可視化することによって、今後の人事施策を検討することを狙いました。

同社の調査において、働きがいを高めるためにとりわけ重要性が高かったのは、マネジャーの部下に対する行動でした。仕事の特性や人事制度への認識と比較すると、マネジメント行動が働きがいを大きく高める要因になっていました。

一方で、マネジャーが役割過負荷、すなわち、非常に多忙な状況に置かれている現実も見えてきました。これらの結果を踏まえると、いくらマネジメント行動が大事だからといって、マネジャーの負担を高める施策は実質的に機能しないことが推察されます。

そこで、弊社と同社は、マネジャーのマネジメント行動をサポートするためのツールやスキル提供といった間接的な施策方針を模索すると同時に、部下のセルフマネジメントを促す施策も検討しました。

株式会社ビジネスリサーチラボについて
企業人事をクライアントに、「アカデミックリサーチ」をコンセプトとした組織サーベイや人事データ分析を提供しています。

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